2012年度 合意形成研究会 研究会 議事録

 

日時:2012515日(火)18:0021:30 

場所:サロンSHU(西新橋)

出席者(敬称略):上田、上杉、竜野、橋本、武、丸尾       五十音順)

 

<決定事項>

 

〈目次〉

提言項目を決めた

@はじめに(現状のマニュアルの課題も含む)

A 本書がめざす新たな行動の指針

〜「いっとき共助」の考え方〜

B 「いっとき共助」グループに求められる合意形成

野球型のマニュアルをサッカー型で活用

Cタイトル未定

C 具体的内容(タイトル未定)

D 合意形成訓練の方法

E 合意形成チェックリスト

F おわりに

 

〈資料〉

百武理事長作成文

丸尾事務局長作成文

上杉さんの提出資料

 

〈宿題&次回以降議論すべき内容〉

@ 「はじめに」を考えてくる

A 「本書がめざす新たな行動の指針」を考えてくる

実際に使える手引きにするためには、どういう方面とどういう場面でどういう合意をとって作成するのが望ましいか、誰に対しての提案か、具体的に各自考えてみる。

 

〈次回研究会日程〉

次回日程:526日(土)15:00〜 SHUにて

今回参加できなかった方は、次回までに災害時に本当の意味で使えるマニュアルとはどういう合意をとって作成したらいいか、考察してみて下さい。

 

 

 

<議事録>

 

本の構成を中心として話し合った。百武理事長が提案した目次をベースに、丸尾さんが

書き加え修正した資料を見ながら議論を行った。(別紙参照)

 

@〈はじめに〉について

そこで被災した人達が、自らの手で生き残るために、マニュアルだけに頼らない合意形成が必要といった内容を記載する

自治体に響く内容にしなければならない(作るのは自治体だけど、使うのは市民だから、といった内容を上手く響かせる)

中央防災会議のくだりは、CaPAの考えと一致しているところと一致していないところがあるので記載の仕方を考えたほうがいい。@の、「想定外はあってはならない」とあるが、想定外を想定することに、合意形成の必要性がでてくるので、CaPAの考え方と必ずしも一致しているわけではない

最初に@マニュアルに対しての問題提起や現状課題や限界についてを書いて、次AにCaPA独自の視点からマニュアルをどう捉えるかを書く

 

A元〈本書で着目する合意形成とは〉について→新〈本書がめざす新たな行動の指

針 〜いっとき共助」グループに求められる合意形成〜〉

3.11の震災時、事前に役割分担をしていたが、役割を担っていた人(他を助けに行ったり、現場に残って津波の被害に合う等)が多く犠牲となった。結局人がいなくなってしまう=マニュアルは役に立たないのではないか

マニュアルは、事前にどこにだれがいてという前程があって作られている。前提条件であるだれがどこにいる、といったことが崩れてしまう。その場に居る人同士で助け合う必要があり、そのために合意形成は必要だ

マニュアルの作成手順は野球型しかありえない

マニュアルは必要ないけど必要だろう、とするとここで何を記載すればいいのかわからない、矛盾している

誰に向けての本なのか。自治体?避難所に集まって来た人達対象ではないのか。自治体が作るマニュアルを避難所でどう活かすか、そこを狙いとしぼってわかりやすく書き直した方がいい

自主防災組織は避難所単位ではなく自治会単位で行っているのが問題

「住民事業者の防災力の向上」を念頭において

「マニュアル頼りでできないしくみを合意形成によって作りたい」と自治体に言うとわかってもらえるだろう。行政の仕事に全部に手を出すわけではなく、あくまで既存のマニュアルを補強するため

「共助力の向上」について少し書かれてみてはどうか

減災コミュニティという言葉はやめた方がいい

減災コミュニティにかわるキーワード=減災共助集団、臨時にその場に集まった人達で作るグループ、臨時共助集団、アドホック、その時だけの、コーポラティブ、コーポレーション、集団、共助隊、コレクティブ、共同体、仮の、テンポラリー、緊急時共助グループ、いっとき共助グループ

 

B元〈災害時に求められる合意形成の特徴とそのための準備〉→新〈いっとき共助」グループに求められる合意形成〜〉

野球型マニュアルをサッカー型で活用する方法、サッカー型で活用するには訓練が必要です、といった心構えの話を書くのがいいか、どうか

訓練や行動の事を記載した方がいい

・被災者カードについては、ここで唐突に出てくるので後の章で記載した方がいい

 

C元〈災害のステージと合意形成のポイント〉→タイトル未定

・時間軸にしばられて記載するのではなく、いっとき共助と関係のある時間軸を中心に記載

いっとき共助と時間軸について

いっとき共助グループが関われるのは、時間軸でみると災害発生時と、避難所発足、運営の途中まで。仮設や復興まちづくりについて書くのか、どうするか

いっときをベースに、時間軸に応じて(仮設まちづくりくらいまで)どう変わっていくかを整理できると、目次Aの内容も変更される

いっときはいっときだけじゃない

図で表現する

いっときには、コアメンバー、地域の人をある程度リストアップして優先順位をつけておく必要があるけど、これは自治体のお仕事なので我々が関わることはないのかもしれない。優先順位を付けると、1の人がだめなら次の人というように状況に応じて対応できる。

避難者カードについて

避難者カードを事前に作っておき、コアメンバー会議等を行う(百武理事長作成資料参照)どうやってコアメンバーを抽出するのか。自治体が実際に地域の人的資源を抽出しようとしているが、現実には手をあげる人が少ないようだ

避難者カードを例として本書に書いておくとわかりやすい

コアメンバーについてのイメージ

専門家、経験者、地域内の事業所、エンジニアなど、専門的知識以外の人の協力も同時に必要だと感じる。

緊急時にコアメンバーの中で意見が割れた時、この人の意見に賛同するんだ、という合意を事前に図っておくことが意見衝突を軽減するのではないか。ある程度役割分担をしてチームを作り緊急時には、足りない分野にそれぞれが対応する。

今ある防災計画で地域のコアになる人がだれかわかっていればそれはそれでいいし、もしわかっていないもしくは決まっていないのなら事前に人材(コアメンバーになりえる人)を掘り起こしておくとよい、という概念を記載してはどうか

自主防災組織では、単位の範囲が狭いということを述べる

百武理事長作成文の5の@やAも加えてこの章に記載

 

〈目次のD〜Fまで〉

後日検討する。

 

〈全体において〉

・今ある事例を具体的に列記する項目をつくってもよい

〈合意形成訓練の方法〉と〈合意形成チェックリスト〉は百武理事長の作成したものでよい

既存のマニュアルに附属するものとして、本書を作成する

小冊子を作成した時点でどこかの自治体と実際に恊働してもよい