201年度 合意形成研究会 研究会 議事録

 

日時:2011726日(火)19:0021:00 

場所:サロンSHU(西新橋)

出席者(敬称略):赤間、竜野、橋本、武、丸尾、宮下、柳島五十音順)

 

 

<決定事項>

(1)今後議論すべきテーマ
CaPA
で今後考えていきたい合意形成のテーマとして11挙げたがいくつか一緒に考えたほうがいいと判断されるテーマもあるということから以下のテーマに再編成し、おおよそ4つのテーマに絞った。
「減災事前計画」(1「災害時における広域共助」と7「減災のための事前計画」をあわ

せたもの)
「復興後の文化・観光」(3「復興を通じた文化の創造」と6「地域ぐるみの新たな観光 

スタイルの創造」をあわせたもの)
4「新たなコミュニティの再構築」
9「災害時の情報公開のあり方」(「原発事故情報公開」を核として)

(2)議論すべき内容

各テーマごとに今後の検討すべき項目として以下の点を確認した。
なぜ合意形成が必要なのか
このテーマにおける合意形成の課題とは
合意形成を行うための仕組みとは
合意形成の手法・技術
次回の研究会までに最初の2項目くらいのイメージをたたき台として持ってくること。

(3)アウトプットイメージ
議論の内容については、現在作成中のHPに掲載し、随時発表する。

また、今年度中に東京でフォーラムを開催するという形で発表すること当面の目的とする。現地に入って実際の合意形成に携わりたいという意見も出たがこれについては可能性があれば積極的に関わっていくこととするということを確認した。

 

(4)次回研究会

826日(金)19時~ サロンSHUにて

各メンバーが持ち寄るテーマに関するたたき台をもとに議論する。

<議事録>

■ 事前に作成したマトリックス表とテーマ一覧(百武理事長作成)を元に、今後の活動におけるテーマ選択を行った。

 

〈テーマ一覧についての説明〉

仮設住宅をどうするか、被災者生活支援(炊き出しなど)をどうするかといった、早急かつ短期スパンで求められている復旧・復興の手助けというより、今回は長期的スパンで持続的に続けなければならない事柄をたたき台テーマとして上げている。

 

〈上記テーマについての感想〉

社会的合意形成の全体像の整理からまずは考えていきたい。なぜ合意形成が必要なのか。

 なんで合意形成がうまくいかないのか。議論をしたい。

多様な主体の連携のための仕組み、役割、プラットフォームを考えるのがCaPAの役割

 だと考える。地方自治体や地方議会との役割分担と、CaPAがこれから行う合意形成とは

 何が違うのかなど、掘り下げていきたい。

→テーマを決めずに合意形成とは一体なんなのかを考えていくと、議論が堂々巡りになってしまう恐れがあるが。

→議論することもいいが、現場で検証できるような活動をしたい。議論ばかりをしている

 と言葉遊びのようになってしまいかねない。もし、大勢で長い時間、永遠のテーマかも

 しれない“合意形成とは何か”を話していると、いずれ参加者もしんどくなってくるの

 ではないか。どこか着地点を決めて議論するならした方がいい。

→テーマを決めずにというのではなく、いずれのテーマでも共通に議論すべき内容だということである

 

・産業に関して。元々、豊かな海の恵みを受けた漁業が続く被災地で、その産業を高度化するというイメージがいまいちわかない。海の近くに住む漁業者を高台に移転さ

 せる提案や災害が来てもいいような、がちがちな水に強いまちづくりというのと、豊か

 な自然がある景観がどう共存していくか興味があるが、住民参加での合意形成を期待で

 きないので、政府間の合意形成で決まる事柄だとも思う。

 

マトリックスやテーマは、必要な情報がほとんど網羅されていると思う

 

被災地に、これからも住んでいこうとする住民の方の意欲を引き出してあげたいと思う。

 住民の人達が住み続けるために、文化を作り続けなければいけないし、一次産業よりも

 観光で被災地に来てもらって足固めしないと、どの作業も持続しないのではないか。

 

原発関連について。2011/7/31に、“みんなのエネルギー環境会議”が東京理科大学の諏

 訪分校で行われる。原発の賛否問わず、誰でも参加して話し合おうという場だが、話し

 合いの中でどう合意形成をしていくのか、他の意見も含めて注視していきたい。

 

なぜ合意形成が必要なのか、以前より気にかかっていた。社会にどういう形で出て来て

 いるのか気になっていた。なぜ合意形成が必要なのかを話しあう場と、決めたテーマに

 そって話し合う場の往復運動が必要なのではないか。押しつけのない合意形成を行うに

 は。合意形成の場において専門家もいいが、市民目線で合意形成を進めていくことが必

 要な切り口になるのではないか。

 

マトリックスとテーマのまとめ方は、素晴らしい。全部は追えないが、個々の可能性を

 考えるとこのような形になると思う。

 

合意形成に、まだピンときてない。テーマの中からひとつを選択し進めていく中で、合

 意形成が図られるとした場合、情報公開と人材育成がキーワードになってくるのでは。

 

どのテーマにしても現地で提言するなら、みんなで一度現地に行くなりして、現地のつ

 てを育てておいた方がいい。

 

新しい会員が入会することも考慮し、数ヶ月のスパンで合意形成について話し合う機会

 を持つことが必要になるのではないか。今あるCaPAとしての合意形成のあり方をベー

 スに、よりよいあり方が見つけられるかもしれないので。

 

復興計画作成が進んでいる中、それ以外の合意形成は行われていないので、その合意形

 成をした方がいいとアピールするのがCaPAの立場なのではないか。

 

CaPAとしてやるべきことは、被災地で必要とされる合意形成を、国や地方自治体に提

 言することだと考える。どのテーマにおいても、政府のみで考えるのではなく、みんな

 で合意形成しながら考えるべきだということを具体的に提案することが必要なのではな

 いか。

 

今回11のテーマをあげているが、テーマをあげるところからまずは住民に意見を聞いてどんなテーマで合意形成が必要とされているのか決めた方がいいのか、あるいは、こち

 らが仮にテーマを提示してそのテーマに沿って住民の人は今どういう合意形成を望んで

 いるか意見を聞く方法がいいのか、どちらにしても手法の違いだと思うが。

 

今回あげた11のテーマを決めて、並行して合意形成がなぜ必要なのか考えていければいい。

 

プラットフォームを1つ作って、東京で議論するよりも地域に行って住民参加で議論を

 したい。プログラミングから運営から全部CaPAで作って、合意形成のしくみを提言していきたい。

 

ボトムアップをつくっていく合意形成というイメージがCaPAにはない。ボトムアッ

 プをするなら、アップするつなぎを作っていく仕組みが大切なのではないか。

→ボトムアップしていく合意形成がCaPAにはないという意見は心外。どうしたら一人ひとりの参加者の意見を引き出しながら、合意に導いていくかについてこれまでずっと考えてきた。

 

〈議論後のアウトプットについて〉

一時的にでも現場に入って活動しない限り、結論はでないと思う。なぜ合意形成が必要  なのかといったような哲学的な話し合いから始めないと、深い話し合いにはならないと思う。

現実に即してやるなら、被災地に数ヶ月滞在して活動する必要がある。東京でアウトプ

 ットするなら学術的な視点から合意形成の過去の事例を含めて考える必要がある。

どこでアウトプットするのか

CaPAとしての基本コンセプトを固めて、国に申請してお金をもらって、具体的にどこ

 か被災地に入って活動することを希望する。

単なる提案だけだと、うわついたものになってしまうおそれがある。

CaPAとして具体的に何かを行うというのではなく、CaPAの場とは、ここで帰属していく理念をつくって、それぞれがそれぞれのところで活躍して、また戻ってきて話し合う場だと考えている。

出来る可能性があれば、被災地に入って活動できればいいが。

1つの組織としてオーガナイズするのであれば、専属な人間が必要になるが、その人材

 育成を大学などに委託して育成してもらう方法もある。

地域の住民が自分達で合意形成が出来る仕組みを提言するやり方もCaPAとしてはある

テーマを決めて進めていく中で、人材育成まで出来ればいい

・被災している人達の本音を吸い上げる場が今ない。CaPAとしてできることは、地元の意

 見を聞く必要があるのではないか、と世に問うこと。

現場の声を聞くという作業だけでも大変だし、プロの力が必要。プロとしてきちんと聞

 く、まちづくりの関係者として聞く仕組み作りを提言する仕方をここで決めたらどうか。

予算をとって被災地で活動するのも1つの結論だと思う。活動しながら何ができるかは 

 変化していくもの。

 

〈情報発信の情報としてどういう手法がいいか〉

被災地で活動したいのはやまやまだが、まずは東京でできることを行って、足場を固め

 てから被災地に出向くほうがいい

まずはwebで情報を発信する事が、今のCaPAには必要

webが苦手な人もCaPAの活動を知ってもらえるように、小冊子を増やしてどこかに置

 いてもらうのはどうか

被災地の方を東京に招いて、語り部になってもらうのはどうか

フォーラム

WS

小学校/中学校/高校/大学などで活動をしてみる

教育委員会を巻き込んで活動してみる

CaPAとしての合意形成の幅を広げて、それを目に見える形で発信することから始まる

 

〈テーマ担当決め〉

*減災のための事前計画(テーマ表の1,7)→橋本・竜野

*文化観光(テーマ表の3,6)→丸尾・宮下

*新たなコミュニティの形成(テーマ表の4)→赤間・柳島

*災害に関する情報公開(テーマ表の9を中心に)→丸尾

 

〈次回にあたって〉

選んだテーマをベースとして、

1. なぜ合意形成が必要なのか

2. そのための枠組み

を各自で考え次回発表する。

 

   次回研究会は、826日(金)に行う。

今回参加できなかった方は、次回までに提示されているテーマの中から興味のあるテーマを決め次第、事務局までメールすること。